宇宙環境イベント自動通報サービス


 

はじめに: 情報通信研究機構では、リアルタイムの宇宙環境データを用いて、太陽フレアやプロトン現象等の宇宙環境イベント速報を、e-mailで自動的に通報するサービスをおこなっております。現在、「太陽フレア速報」と「プロトン現象速報」の通報と、「太陽フレア開始通報」を試験運用として通報する体制となっております。このWebページにおいて、通報サービスの概要や利用方法等を御紹介致します。

●本サービスの申し込み方法
●システム概要
●イベント通報文例
●用語解説
●問い合わせ先
 

●本サービスの申し込み方法

宇宙環境イベント自動通報サービスのご案内」をご覧下さい。

●システム概要

 GOES衛星による太陽X線強度、プロトン粒子のデータが、米国海洋大気庁(NOAA)宇宙環境センター(SEC)のサーバーを経由して、5分ごとにNICTに伝送されます。自動検出処理プログラムはこのリアルタイムデータを監視して、太陽フレアやプロトン現象等を逐次検出致します。検出された宇宙環境イベントはイベントデータベースに蓄積されます。 通報処理プログラムは検出されたイベントを監視し、所定の基準を満たしているイベントを、宇宙天気ユーザーに対して電子メールにて通報いたします。

図1 NICT宇宙環境イベント自動検出・通報システム概要

各速報の通報条件は次の通りです。

[太陽フレア開始速報(試験運用)]

[太陽フレア速報] [プロトン現象速報] なお、プロトン現象発生の通報後、以下の条件が満たされた際にも通報いたします。  現象の規模や継続時間を正確に判定するため、太陽フレア速報については、フレアが終了した後に速報を配信致します。多くの宇宙環境擾乱の発生は、太陽フレアが発生してから一定の遅れ(1時間から数日程度)を伴いますので、判定に要する通報遅れは多くの場合問題にならないと考えます。なお、短波通信への影響は、太陽フレア発生後直ちに始まるものに関しては、試験運用ではありますが、フレアの開始時刻をいち早くお知らせする太陽フレア開始通報をご利用下さい。
 また、異常現象や障害の発生が予想されるレベルは、それぞれのシステムや用途によって大きく異なります。したがって、各種の障害が起こる可能性のあると考えられるレベルよりやや低めに基準を設定することといたしました。各ユーザにおいては、目的に合わせて、通報される現象の規模に応じた適切な行動計画を策定することが望まれます。

●イベント通報文例

各速報の通報文例(PC用フォーマット)を以下に示します。

[太陽フレア開始速報]

[太陽フレア速報] [プロトン現象速報] 補足) 1.1e+01とは1.1×10の1乗です。つまり1.1e+01PFUとは11PFUを意味しています。同様に、1.9E+021.9×10の2乗で、190PFUを意味しています。

●用語解説

なお、その他の用語については、「宇宙環境情報ガイド」をご参照下さい。

●問い合わせ先

本サービスに関する問い合わせは、
お問い合わせフォーム にお願い致します。



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